マサイ族は視力が良いという話、一昔前のテレビでよくやってました。
この話には2つの捉え方があると思っていて、
一つは「マサイ族が特別優れていて素晴らしい」という素直な受け取り方、
もう一つは「マサイ族が人として本来あるべき姿であり、我々日本人が視力を気にして生活を改めるべきだ」という180度違う見方です。
個人的にはどちらも一理あるなと思います。
話を変えて、今度は身近な出来事です。
年明けのかなり寒い時期にランニングをしている人がいたのですが、それを見た父が「感心感心」と呟きました。
自分はこの発言にかなりの気持ち悪さを感じました。
というのも、父は不摂生な人で、毎日酒を飲んで意識を飛ばすように寝ていたり、食生活や運動習慣もいい加減です。
他人を褒める前に自分の生活を省みるべきだろうと心の中でツッコみ、その分別が付いていないことにガッカリしました。
他にもあります。
同僚の作業が速いのか、自分が遅いのか。
先輩の技術力が高いのか、自分の勉強不足なのか。
社会生活の中で自他を比較する場面は多くあり、「他者を褒めるか、自分を省みるか」を判断しなければなりません。
この判断をなるべく間違えないようにしていきたいです。
あと、これは余談なのですが、褒められる=ハードルが上がるということなので、自分はどちらかというと褒められるのが嫌いです。
悪気はないんでしょうけど…
掃除好き
- 帰宅前に事務所を軽く掃除。本当は業務時間中にやるべき。
家族
- 出勤前と食事後の皿洗い